高齢者施設の現場事情

介護現場で運転が求められる背景

車の運転ができなくても介護職として働くことは可能ですが、普通自動車免許を持っていれば送迎など業務の幅が広がり、運転手当等による昇給のチャンスも生まれます。そういったことを考えると、運転能力は持っていたほうが得だといえるでしょう。

介護業界の中で、特に車の運転が求められる事業所は主に2つあります。

1つ目は、デイサービスの施設です。
送迎は単なるサービスだと考える人もいますが、実際はそれだけでなく、通所介護で送迎を実施しなかった場合は往復94単位の減算対象となるため、施設運営面も送迎を重要視しています。
軽自動車やミニバン等で送迎を行うケースが多く見受けられますが、利用者には車椅子に乗っている方もいます。
そのため、車椅子2台が乗車できる大型ワゴン車などを運転できればさらに有利だといえるでしょう。

2つ目は、介護タクシーを提供する事業所です。
これは利用者の通院や外出をサポートする業務で、訪問介護事業所の付帯サービスとして提供されるケースが多くあります。白ナンバー車両を用いるケースがありますが、事業所は必ず1台以上緑ナンバーの車両を保有する必要があり、普通自動車2種免許を持つ人が事業所に必ず1名以上は在籍しています。
そうした背景から、2種免許保有者は特に重宝されるといえます。

実際、求人に免許が必要だと書かれていない場合でも、免許を持つ人を優先して選考するケースは少なくありません。
介護業界のスペシャリストとして長く働きたいのであれば、機会をみて運転免許の取得を検討してみるといいでしょう。1日1~2時間の教習なので、仕事帰りに自動車学校に通って免許取得を目指してみてはいかがでしょう。

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